自分の気持ちに気づくために必要なこと
みなさんは、自分の気持ちに気づいていますか?もうすでに気づいているけれど、裏腹な行動をとっている自分がいたり、薄々気づいているけれど、はっきりわからなかったり、でも、なんか胸に何かが詰まっている感覚をもっている。その一方で、自分の気持ちを周りの人に指摘され、余計にモヤモヤ、イライラされている方もいるかもしれませんね…
そうなのです… 実は、私たちは、自分の気持ちを自分で気づきたいと思っているし、自分の人生を納得いくものにしたい!よりよくしたい!と本当は思っているのです!
でも、自分で自分の気持ちに気づくのは、中々難しいもの。
なぜなら、自分の気持ちに気づくやり方を私たちは、教えてもらっていないからです。教えてもらってないのだけれど、なんとなく、周りをみて、見様見真似で、自分なりに理解してきました。
ここでは、自分の気持ちに気づくやり方をお伝えしていきますね。
ここで、少し考えてみてください。
自分が納得いかないことは、ずーと悩んでいませんか?
私たちは、自分の気持ちに気づき、そして思う存分、この気持ちを味わいつくさないと、実は、納得しないのです。
言い換えると未完了(未完成)のままにしている事(もの)を自分の手で、完了(完成)させていくことが、必要になってくるのです。
では、上記のことをするためには、何を最初にすればいいのでしょうか?
ご興味のある方は、先を読み進めてみてくださいね。
「自分の気持ち」に気づくために
自分の気持ちに気づく時の場面を少しイメージしてみてください。そこには、自分以外の人がいませんか?誰かと話しているとき、何かを見ているとき、聞いているとき、体験しているとき等、何かに触れたときに、自分の気持ちは動くのです。
ここでは、自分の気持ちに気づくためのコミュニケーション(交流)についてお話しますね。
コミュニケーションの取り方は、大きく分けて2つと言われています。
- 自分
- 他者
私たちは、常に 1&2をしています。同時進行でしているので、自分の気持ちなのか?相手の気持ちなのか?わからなくなるのです。
気持ちは目で確認することができません。
それぞれの身体の内側で起こっているので、本当はあなた自身しか感じることができないです。
その感じたことを言葉を使って目の前の人に伝えています。言葉で伝えれないことは、言葉以外の非言語(表情やしぐさ、身振り手振り)で表現しています。
中々うまく伝わらない、なんとなくわかっているのに、言葉にできない…
これは、自分が、話が下手とか、コミュニケーションが苦手とかで、終わらせるのではなく、自分の身体の内側の感覚を表現する方法を知ればできるようになります。そして、習慣付けていくだけなのです。(3日続けば、三日坊主ではない!)
自分にも同じように会話をしている
先ほども説明しましたが、私たちは周りの人たちとおしゃべりしているとき、同じように自分ともおしゃべりをしています。少しイメージしてみてください。
友達とはなしているとき、うなずいてきいていても、それって、違うきがするわ~とか、友達と話しているのに、今日の晩御飯何にしよう?って考えているときありませんか?これです。これこそが、自分とのおしゃべり、つまり自分との会話になります。
ここでのポイントは、人と話しているときも自分は自分と話していることにまず気づくこと。
同時進行しているから、自分の気持ちなのか?相手の気持ちなのか?がわかりにくくなるのです。
自分の気持ちは、ないのではなく、そこに目を向けて考えたことがないだけなのです。
また目を向けていないわけではありません。ここを私たちは無意識になんとなくしていることに気づいてないだけなのです。
でも、実際に自分の気持ちに気づくのは、練習が必要になるので、慣れるまで時間がかかってしまいますよね?
そこで、もっと簡単すぐできるやり方を今から伝授します。よかったら、もう少しお付き合いください。
自分との対話の取り方をもう少し詳しく知りたい方は、書籍「ココロの育て方」を参考にしてみてくださいね。
色を使うとわかりやすい
何か、話してみて!といわれると何を話したらいいか?迷いますよね?でも、このなかから何でもいいから色選んでいてねといわれると、簡単に選べませんか?
そうです!言葉が難しいときは、自分の想いを気持ちを色で表現すればいいのです。
簡単でしょ。紙と色鉛筆を用意してください。今からワークをしますね。
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用意するもの… 白い紙(コピー用紙、広告の裏を使うのもよいでしょう)・色えんぴつやクレヨン(家にあるもので大丈夫です)
やりかた… あなたのイライラは何色ですか?あなたのモヤモヤは何色ですか?自由に思うまま、白い紙に描いていきましょう♬
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※うまいへたをみるものではなく、イライラしてる私って何色?イライラしているってどんな色?という風に、自分にききながら色で表現してみてください。形がでてきたり、絵がでてきたり、文字がでてきても構いません。ポイントは、その感情を外に出す。吐き出すことが大事になります。
色選びをしたあとは自己対話をする
これは、あなたのイライラ・モヤモヤ作品です。世界で一つの作品ですよ^^ あなたのイライラ・モヤモヤは何色でしたか?あたたかい・燃えるような色、「赤」でしたか?それとも、冷たい・寒い色、「青」でしたか?それとも…真っ黒に塗りつぶしましたか?
ということで、簡単に色の説明をしていきます。簡単にですよ~ 参考までにどうぞ!
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赤…イライラ・モヤモヤが自分の中で燃え上がっていて、怒りが外に向いているかもしれません。
「情熱」「行動的」「能動的」「怒り」「エネルギッシュ」
青…イライラ・モヤモヤを何とかして抑えよう抑えようとして、怒りが内に向いているかもしれません。
「冷静」「受容的」「落ち着き」「感情的」「静止・定着」
黒…イライラ・モヤモヤに対して後悔したり、なかったことにして、怒りを隠しているのかもしれません。
「隠す」「辛抱強い」「完璧」「威厳」「独立心」
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上記の内容を、自分に当てはめて、自分とコミュニケーションをとってみてくださいね。気づき・発見がありましたか?わかったことはどんなことでしたか?作品の余白に書き留めておきましょう。
無意識を意識すること
実は、私たちは、無意識にしていることがすごーーーく多いのです。ここで、意識を向けたことがすごい(拍手)
これを繰り返しやっていくことで、少しずつ、自分の気持ちに気づくようになってきます。「今日の私のココロ色は何色?」ゲーム感覚で実践してみてくださいね。
できない場合は無理にしなくて大丈夫!無理強いするとかえってフラストレーションがたまりますから注意してください。堂々巡りになったら、そこで終了。
このようなことを、ココロ育てセラピーではしています。ココロ育てセラピーは、自分のココロを自分で育てていくセラピーです。