家族関係がよくないと感じてる方へ
身近にいる家族との関わりは、みんな永遠のテーマかもしれませんね。
幼い時に一緒にいた家族、結婚してできた家族、家族のように接している仲間や友人等、家族の定義は色々あると思います。
今現在、家族関係が自分の中でうまくいったないな~と感じている方、家族と色々あって疎遠になっている方、家族とはとっても円満だ~と思われている方、全ての方へ「自分にとっての家族」について考えて頂けるとうれしいです。
人生は長いようで、短いし、自分の両親や養育者と過ごす時間、期間ってそんなに長くありません。桜は1年に1度綺麗な花を咲かせてくれますが、あと何回、家族と一緒に見れるかな?って考えると、何だか愛おしくなりませんか?自分も、家族も、みんな、一生懸命生きています。
と、言われても、家族との悩みは消えませんので、ここでは、今の悩みの捉え方を変えるやりかた!「見方をみかたに変える」やりかたで、悩みは急に消えることはありませんが、少し気分的に楽になっていただけたら、嬉しいです。
簡単にいうと、物事は考え方、一つで変化していくのです!
家族関係は自分の土台
一番最初の社会は、一番最初にできた家族のことを言います。
みなさんの両親または、養育者はどのような方でしたか?遺伝子的に背格好や顔のパーツが似ていたりしますが、それ以外にどんな環境で育っていたのか?も大事です。ここの学び、教えが自分の土台になっています。
そして、もう一つは、自分がその教えを信じていることです。例えば、兄弟のいる方は、兄弟と比較するとわかりやすいです。同じ親、養育者、環境の中で育っているのに、性格が1人1人違いませんか?そうなのです。私たちは、自分で、その教えを守ろうと幼い時に決断しているのです。
例えば「どうせ私なんて」って思われている方は「どうせ自分なんて」って思う背景に何かが隠れています。この背景は家族関係に関連していることかもしれませんが、この気持ちを感じることで、私たちもまた何らかのメリットを持っているのです。
詳しくは、見方をみかたに変える『ココロの育て方』書籍のp28を参考にしてみてください。
家族関係は人間関係
ここでは、関係性について考えていきます。家族って、人ですよね?ということは、家族関係は、人間関係に置き換えて考えることができます。
人間関係は、大きく分けると2つ
- 自分
- 他者
自分以外の人のことを他者といいます。言い換えると家族も自分以外の他者となるのです!これを踏まえたうえで、人間関係の関係性について説明しますね。
ここで理解していただきたいことは、人間関係には、「自分と自分との関係性」と「自分と他者との関係性」の2つが含まれています。私たちは、目の前の相手と話をするとき、上記の2つを同時進行しているのです。言い換えると、この2つを一緒に考えるから、人間関係がどんどん複雑になっていくことをお分かりいただけますか?
まずは、誰の意見なのか?を分けるところからスタートしていくとよいでしょう。
※ポイント1 親の意見と自分の意見を分ける!
このポイントを少し意識するだけで、親子関係が少し楽になるかもしれません。親子といえども、他者ですので、考え方や感じ方は違うのです。
見方をみかたに変える方法
次にこの家族関係を色彩関係で考えていきますね。
今からはあまり深く考えず、楽しみながら色遊びしてみてくださいね。ここでは、自分と相手の関係性を色で表現してきます。自分をイメージして感覚で色を選んで見てください。相手をイメージして同じように感覚で色を選んでみてください。
赤ですか?黄ですか?青ですか?
色のキーワードの一例をご紹介しますので、自分・相手に当てはめてみてください。
- 赤・・・「情熱」「行動的」「能動的」「怒り」「エネルギッシュ」「競争心」「勝ち負け大事」「上下関係」等
- 黄・・・「元気」「柔軟性」「楽しい」「意志」「飛び回る」「好奇心旺盛」「友人関係」「退屈」等
- 青・・・「冷静」「受容的」「落ち着き」「感情的」「静か」「包み込む」「自分をださない」「発言しない」等
当てはめ方は、上記のような言動をされていませんか?「赤と黄」だと明るい色なので、似ているところがあるかもしれません。しかし「赤と青」や「黄と青」だと明るい色と暗い色になりますので、真逆かもしれませんね。真逆だとわかったら、少し相手の色に合わせていくといいでしょう。
例えば「赤と青」の場合について
- 自分が「赤」で相手が「青」・・・自分が熱いのに、相手は冷えている状態です。こちらがいくら熱くいっても相手は冷静でいるとあなた一人イライラしている状態になります。「青」の方には、淡々と状況を説明していく方が伝わりやすいでしょう。
- 自分が「青」で相手が「赤」・・・上記の真逆です。「赤」の方には、結果を先に伝えるといいでしょう。だからどうななるの?ゆっくりではなく少し急ぎましょう。
このように人を色で表現すると、簡単に楽しく、自分から接し方を変えていくことができます。色彩心理を学ぶことで、自分から人間関係を変えていくことができるのです。
正解・不正解ではない
物事を、正解・不正解で考えていくと視野が狭くなります。もちろん、正解・不正解も大事ですが、悩みがあるときは、その評価は少し横におきましょう。正解・不正解は、人が決めるものではなく、自分で決めることが大事です。そして、決めたことには、必ず自分の信念・価値観が含まれていますので、きちんと自分の意見を話せるようになることをおすすめします。
関係性は変えることができる
今ここから、自分から、親子関係を変えることができます。またその関係性を「色彩」に置き換えて考えることで、自分から今までの対応を変えていくことができるのです。ポイントは「自分から」
目の前にいる家族を家族と思うのではなく、他者だと思って、自覚して関わっていくことをオススメします。なぜなら、無自覚で関わっていくと、相手は、いつものように関わってくるからです。例えば、社会人になったときも、最初、学生感覚が抜けなかったけれど、そのうち抜けていきませんでしたか?人は、少しずつ、その環境に慣れていくことができるのです。
そして「今ここ」を楽しんでください。難しく考えないでください。新しいことをするということは、実験することと似ていますので、遊びココロを持って体験してみてくださいね。
これを繰り返しやっていくことで、少しずつ、自分の気持ちにも気づくようになってきます。先ほどの色の意味をゲーム感覚で実践してみてくださいね。
できない場合は無理にしなくて大丈夫!無理強いするとかえってフラストレーションがたまりますから注意してください。堂々巡りになったら、そこで終了。
このようなことを、ココロ育てセラピーではしています。ココロ育てセラピーは、自分のココロを自分で育てていくセラピーです。