【セラピスト向け】悩み事を解決する方法
今回はセラピストの方向けにブログを綴っていきます。人のサポートをする方は、ついつい自分のことは後回しにすることはありませんか?
でも、セラピストだから悩みがないわけではありません!セラピストだって悩みはある!!ということで、人生には悩みはつきもの…ですが、このようなことはありませんか?
一つのことを悩み始めると
- 次から次に色々なことを考えはじめ、最初に何に悩んでいたのか?わからなくなる
- 出口がみつからず、堂々巡りになり疲れて何もする気になれない…
- 気づいたら、何時間も同じことを考えて1日が終わってしまう…
そのような方に悩み事を解決する方法を伝授したいと思います。悩みを解決するポイントは「整理」です。
整理していくためにどのようにしていくのか?ご興味のある方は最後までお付き合いください。
そもそもなぜ人は悩むのか?
そもそもなぜ人は、悩むのでしょうか?それは、目の前に自分以外の他者がいるからです。人は、自分を基本に物事を考えるので、自分と違う考え(物の捉え方)や行動をすると、あれ?と疑問を持ちます。そして何が自分と違うのかを考えていきますので、比較することをします。この比較について悩むことも多いでしょう。周りのみんなと違う、周りのみんなができるのに、自分はできない、意見をいうと理解してもらえない等、そこから悩みが始まることもあります。
また、悩みを抱えている時は、頭の中やココロが、モヤモヤ、ザワザワしたり、悩みが気になって仕方ない!もーどうしたらいいのぉ〜 つまり、自分のココロの部屋が散らかっていて整理整頓ができない状態になっています。 この部屋のどこから片付けていいのか?迷ったり、悩んだり、自分で中々決めることができず、どうしたらよいのか?わからなくなっているのです。そして悩みを抱えると、4つの欲求を持つと言われています。
- 私の気持ちを分かって欲しい
- 私の考えを理解して欲しい
- 私に思いやりの気持ちを向けて欲しい
- 私に優しい態度で接して欲しい
セラピストは、クライアントが、上記4つの欲求を満たすことができるように、関わっていくことが大事になります。だから、アドバイスや指示ではなく、悩みを抱えている本人を中心(主人公として)に話をきくことが必要になります。
そして、上記の欲求が満たされていくと、クライアントは、自然と自分の悩みや課題と向き合っていこうという欲求が沸き上がってきます。まずは、様々な思いを沢山抱えているクライアントの話に耳を傾けていくことが大事なのです。
セラピストがクライアントの悩みを解決するのではないことを理解いただけたでしょうか?
では、もう少し詳しくおはなししますね。 こちらの書籍「見方をみかたに変えるココロの育て方」も参考にしてみてください。
悩みをはき出そう!
今自分の中で悩みがある方は、一度自分の中で溜めているものを吐き出していきます。話せる方は言葉に出してみる。言葉に出すのが苦手な方は、色鉛筆を使い、今のココロの中を吐き出してみましょう!
なぜ吐き出すのか?それは、自分の中で悩みがたまっているからです。呼吸をイメージしてみてください。落ち着きたい時、一度、息をはいていませんか?それとと同じで、悩みを抱え込むと息が浅くなります。呼吸するのと同じように、力を抜いて言葉を吐き出してみましょう。
これだけで、問題は解決していませんが、少し楽になります。
その後、下記の3つに当てはめて、自分の悩みを検証していきます。
3つのポイント
悩んでいるは誰ですか?まずは悩みの主人公を明確にしていきます。主人公を明確にすると、その人を中心(軸)に考えていきます。主人公が自分自身の場合は、自分以外は、すべて登場人物になります。
主人公目線でいいので、悩みに至った経過を振り返っていきます。下記の分け方でみていきます。
1事実をみる
事実をみるのは、今起こっていること悩みは、なぜ起こったのかを検証していく作業です。例えば、どのような出来事だったのか?どのような体験をしたのか?になります。
2主人公はどのような行動をとったのか?
上記の体験や出来事を通して、主人公はどのような思いをしたのでしょうか?そしてどのような行動をとったのでしょうか?例えばその時の考えや気持ちを振り返ってみましょう。なぜ、そのような行動をしたのか?等振り返っていきます。
3主人公はこの悩みをどうしたいのか?
ここでは、言動のチェックをします。細かくいうと、3つのことをします
- 自分の言動の良かった点
- 自分の言動の悪かった点
- 今後の改善点
さぁ実験してみよう!
最後は、自分で見つけた改善点を基に実験していきます。この実験は、新たな行動になるので、期待と不安になるところですが、ここで、自分に確認をするといいでしょう。
この実験「できる?できない?」と考えるのではなく「やりたいか?やりたくないか?」で決めます。
なぜなら「できるできない」は、過去の経験を基に決めている決め方だからです。逆に「やりたいかやりたくないか」は、過去のデータというよりも未来に向けての希望やチャレンジの決め方になります。だからこそ、まだ体験していない未知の領域なので、期待と不安が入り混じります。
ここでは、あえて実験をしています。実験なので、おもいっきりするというよりは、実験してどんな反応が起こるかをみていくイメージで行っていきます。途中で危険だと感じたら、即辞めます。無理に最後まで進めません。
まとめ
今回は、セラピスト向けに悩み事を解決する方法をお伝えしましたが、悩みがある時は、「私は、セラピストだから」といって、一人で頑張る必要はありません!
セラピストだからこそ、人に頼ることをしてください。こちらのスクールは、セラピストがよりよく社会貢献できるために、セラピストサポートを行っています。
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