人間関係で合わない人との付き合いかた
自分の希望通りの仕事についていても、その場の人間関係がスムーズでないと、なんだか…気が重たくなってしまう。悪い人ではないのだけど、なんとなくあの人とは気が合わない。
こども同士が仲良くしていて、ママ友になったけど、本当は気が合わなくて一緒にいるのが疲れる…ということはありませんか?そんな時、みなさんは、その合わない人とどのように付き合っていますか?
人間関係において、合わない人は必ずいます。合わないからといって、相手や自分が悪いわけでもありません。どちらかを悪者にしてしまうと批判になってしまい、ますます険悪な仲になってしまうこともあります。
ここでは、簡単すぐできる、ジャッジしない、合わない人との付き合い方について説明します。ご興味のある方はお付き合いください。
「合わない」と感じている人は誰?
人間関係で合わないと感じているのは、誰なのでしょうか?案外、ここを見落としている方々も多いです。
人間関係の悩みには、登場人物が大きくわけると、必ず2人います。それは、「自分と相手」です。
では、先ほどの人間関係で合わないと感じている人を考えていきます。お分かりいただけましたか?相手と合わないと、「自分」が感じているのです。
人間関係で合わない人だな~と思ったときは、最初にここを明確にしていくとよいでしょう。
自分の中にある合わない理由
次に、自分の中にある相手と合わないと思っている理由について考えていきます。何が合わないですか?何が違いますか?何が嫌だと感じますか?ここを考えていくことで、実は、自分を理解することができます。ここは今後、人間関係において人を変えて繰り返し起こる可能性がある、あなたの「ココロのくせ」の部分になります。覚えておくと合わない相手が目の前にあらわれた時に、役立ちます。
えっ???そこ??と思われた方もいるのではないでしょうか?
そう感じた方は、合わない相手を理解しようとがんばっていて、疲れていたかもしれませんね…
相手を理解しようとするあなたはとてもココロ優しい方ですが、理解をする相手にも順番があります。相手の前に、自分を理解する方が先になります。
では、簡単すぐできる方法を「色」を使ってご紹介していきます。
人間関係で合わない人を感覚で表現する方法
ここでは、自分と相手の関係性を色で表現してきます。
- 自分をイメージして感覚で色を選んで見てください。赤ですか?黄ですか?青ですか?
- 相手をイメージして感覚で色を選んでみてください。赤ですか?黄ですか?青ですか?
それぞれ選んだ色を下記のキーワードにあてはめてみてください。(キーワードは一例です)
- 赤・・・「情熱」「行動的」「能動的」「怒り」「エネルギッシュ」
- 黄・・・「元気」「柔軟性」「楽しい」「意志」「飛び回る」
- 青・・・「冷静」「受容的」「落ち着き」「感情的」「静止・定着」
少し簡単に解説をしますね。
「赤と黄」だと明るい色なので、似ているところがあるかもしれません。例えば、あなたが「赤」で、情熱的に話しをしているとします。相手が「黄」だと楽しそうにきいてくれたり、逆に私は、こう思うのだけど、どう?みたいな感じで、会話が弾むかもしれませんね。
しかし「赤と青」や「黄と青」だと明るい色と暗い色になりますので、真逆かもしれません。例えば、あなたが「赤」で情熱的に話したり説明している。「青」の人は、冷静に自分の感情をあまり表さず淡々ときいていると、会話が一方的になり、「赤」のあなたは、会話が弾まず、話の合わない人と思いかもしれません。
このように人を色で表現すると、簡単に楽しく「合う・合わない」が発見しやすくなります。発見することができるようになると、相手は変えることができませんが、自分が、違う色に変わることは、できると思います。
「あの人と波長が合う、合わない」ということばをきいたことはありませんか?私たちは、無意識にこのような言葉を使っていますが、感覚的に波長を感じとっているのです。
見方を変えてみよう
上記のように、人を色に変換して、表現すると、なんだか楽しくないですか?
頭でなぜ?なぜ?と思考ばかり使っていると、段々としんどくなってきます。
頭のいい知識たっぷりの大人は、ついつい思考優位になりがちです。だからこそ、色遊びをしてみてください。
なぜなら、色には様々な効果があるからです。見方を変えることで、今まで見れなかった景色もみえてきますよ。
色で脳をリラックスさせる
四六時中、私たちの頭の中は色々なことを考えています。
お布団に入って寝るときでさえも、考え事をしていませんか?
そんな頭の中をリラックスさせる方法の一つに色を眺める・色ぬりをするのもおすすめです。
ただ色をながめる。無心になりただ色ぬりをすることで、脳はリラックスするといわれています。
脳がリラックスすると、副交感神経が優位になります。自然と呼吸も落ち着き、カラダも緊張から緩んできます。
今の時代だからこそ、必要な時間なのかもしれませんね。
まとめ
人間関係で合わない人との付き合いかたについて説明していきましたが、自分と合わない人が出現したときは、その方を通して何かが学べる時なのかもしれない!と、思うことも、視点を変えた考え方になります。ものは考え方ひとつで、様々な見え方ができます。だから、考え方も一つではありません。
今回は色を使って見方を変える方法をお伝えしました。是非、日常の中で取り入れていただけると嬉しいです。色を使ったカウンセリングも行っています。