【セラピスト向け】お客様にセラピーを継続して頂くには
【セラピスト向け】お客様にセラピーを継続して頂くには
セラピーが1回きりで終わってしまい、次に繋がらないのですが、どうしたらいいですか?と、セラピストさんからご質問を頂くことがあります。
このような質問をされた時、みなさんだったら、どのように答えますか?
アドバイス方法は沢山ありますが、私は、質問者の立場(状況や状態)を理解できていないときは、基本的には、アドバイスをしません。
そして、質問者にこちらから「なぜ、セラピーが1回きりで終わり、次に繋がらないと思うの?」と質問します。
まず自分なりの答えを探すようように提案します。ポイントは、自分の中での課題は「まずは一度自分で考えてみる」をオススメします。
どう考えるの?と思われた方へ
考えるとは、自分自身の言動を振り返っていくことです。ここでの振り返りは、セラピーがなぜ1回で終わって、2回目のご予約に繋がらないのか?を自分なりに検証していくのです。すると、自分の中で、繋がらないパターンが見えてきます。
そして、次に自分から見てうまくいっているセラピストを観察してみます。観察のやり方は、自分と比較してみるのです。優劣の比較ではなく、違いを見つける比較です。ここまですると、何が違うのか?理解できたら、少し行動変容できますよね。
このように、やり方は様々ありますが、自己成長を目的にされている方は、上記のような考え方をされると、自己解決能力も身についていきますよ。
ということで、今回は、セラピーが1回きりで終わらない簡単すぐできるコツを伝授します。
ご興味のある方は最後までお付き合いして頂けると嬉しいです。
1回で終わってしまうのはなぜ?
1回で終わってしまうには、必ず理由があります。その理由をシンプルに考えていきますね。それは、ズバリ!1回で終わり、次回に繋げないように、セラピスト自身が構成しているからです。今、ドキッとしたあなた、セラピーを1回で終わるように必死になっていませんでしたか?一刻も早く、クライアントの悩みを解消し、解決してあげないといけないと思っていませんでしたか?
そもそも、クライアントの悩みの解消、クライアントの悩みの解決はセラピストはできません!! ここを誤解されているセラピストを時々お見掛けしますが…この部分は、またの機会にお話ししようと思います。
話を戻すと、セラピスト自身が1回きりセラピー構成立て、その通りにセラピーを進めているからです。
では、どうしたらよいのでしょうか?考えれることを、紙に書いてみましょう!自分で考えるとは、こういうことです。なんだか、楽しくありませんか?
次回に繋げるためには
先ほども話しましたが、セラピーを行う上で、セラピスト自身もセラピー時間の組み立てをしておかないといけません。クライアントにセラピーを受ける動機があるように、セラピスト自身にも、セラピーをしたい動機があるからです。
その場合、カラーセラピーを受けて頂くクライアントのお客様像をあらかじめ決めておくのもよいでしょう。
自分のカラーセラピーをどんな人に受けていただきたいのか?またそのお客様に自分はカラーセラピーを通じて何を提供できるのか?等をひとつずつ明確にしていくことも大事になってきます。
では、実際に1回で終わらないようにどのようにしたらいいのか?簡単すぐできる方法をお伝えします♬
お客様にセラピーを継続して頂くには
クライアントにセラピー継続してもらうために今すぐできることは、大きく分けて3つになります。
①最初からコースメニューにしておく
お申込み頂く前から、コースメニューにしておきます。例えば、1回目のセラピーでは、相手の今の状況を知ることを目的としたセラピーを提供する。
クライアント自身は、悩みや課題があって、セラピーを受けにこられますが、今の自分の状態を理解されていない場合がありますので、今のご自身がどこにエネルギーを注いでいるかを、明確にしていくとよいでしょう!TCカラーセラピストなら、どのセラピーをお客さまに行うとよいのか?理解していただけましたか?
そして2回目からが本題になります。悩み・課題を整理整頓していくのです。悩み・課題があるときは、どこからそれらがきているかわからなくなりますので、一つずつ丁寧にお話を伺っていきながら、時間軸を基に考えていきます。時間軸を使うと少しずつ整理整頓されていきますので、TCカラーセラピストなら、どのセラピーをお客さまに行うとよいか?理解していただけましたか?
このようにあらかじめセラピーをセットにして販売していくと、1回で終わることはありません。2回セット、3回セット等をつくり、回数が多くなるほど、割引く等する。エステのように、回数券を作るのもよいでしょう。
②次回予約をその場で決める
まずは、カラーセラピーをお試しで受けて頂く場合があるかもしれません。この場合はイベントをイメージするとわかりやすいです。イベントでもそうですが、まずは、セラピスト自身が、イベントに出る目的を明確にしておくとよいでしょう。イベント出展する理由です。初めて見知らぬ方へセラピーをする度胸試しかもしれませんし、自分には特定のクライアントがいないから、お客さまにまずは自分を知ってもらうための場かもしれません。また仲間と一緒にイベントするのが、好きなのかも知れない…ここを軸としてセラピーを行っているので、お客さまに提案できることも明確になります。
例えば、お客さまに自分を知ってもらうためだったら、ながーいセラピーよりも短いセラピーの方がよくありませんか?ここでは、カラーセラピーを体験していただくとよいでしょう。このような形でセラピーを行うことをお伝えして、メニュー表や、次回の予約をその場で取ることで、2回目に繋がります。
TCカラーセラピストなら、セッションカードをお客さまにお渡し、次回、こちらのカラーセラピーを受けてみませんか?と予約をとるとよいでしょう。
③セラピー終了時も大事
お客様にセラピー継続してもらうためのコツの一つに、セラピー終了時に、本日行ったセラピーの一連の流れを説明し、何をセラピー中に気づかれたのかも含めて、振り返りをします。ここをきちんと説明していくことで、クライアントに、セラピーの必要性を感じてもらうことができます。なぜ継続セラピーを受けることがいいことなのか?を明確にクライアントにお伝えします。(1回のみのセラピー効果と連続して行うセラピー効果の違い等)ココロを扱うお仕事は、目に見えないので、この部分は重要になりますので、口頭でお伝えします。またその場でお申込みを頂くことがなかったとしても、セラピー後にお礼のメッセージをお客様に送ることで、今日のセラピーをふりかえっていただきしょう。安心かつ安全な場があると思って頂くことも大事です。お申込みがあるないに一喜一憂するのではなく、目の前のお客さま、お一人お一人を大事にすることが、リピートしていただく秘訣です。
まとめ
いかがでしたか?【セラピスト向け】クライアントにセラピー継続して頂くにはをお伝えしました。
ご自身の今と照らし合わせて、必要だと思ったところは、取り入れて頂けると嬉しいです。最後になりますが、お客様からの予約キャンセルはあっても、セラピストからお客様に予約をキャンセル(日程をこちらから変えてもらう等)することは避けていただきたいです。なぜなら、この日を楽しみにクライアントは、待っているし、頑張っているからです。そのためには、日ごろから、セラピスト自身がココロの余裕を持っていることも大事だと、私自身は思います。ココロの余裕とは、予期せぬことが起こったとしても冷静に考えていけるココロの柔軟性です。
この記事を読まれたセラピストさんのもとへ、ステキなお仕事の依頼がきますように♬
また、カラーセラピストとして、セラピーすることに慣れていなかったり、セラピーを他者にするのが、不安な方は、当スクールの勉強会等にご参加ください。随時開講しています。