カラーセラピストが効果的にクライアントをサポートする3つのスキル
カラーセラピスト資格取得したけれど、どのようにクライアントに接していけばわからない…と言う方も実は少なくありません。
なぜなら、知識や技術的なことを学んでも、それは知識・技術にすぎないからです。もちろんどちらも大事なことですが、そこにはもっと大事なことがぬけています。
それは『実践』です。
そんな事はわかっていると思った方も多いかも知れませんが、実践とは、カラーセラピーのロールプレーではありません。実際に自分自身が日常生活の中で、学んだ知識や技術を思う存分自分に実験し、使いこなすことを実践と言います。
なぜ、自分に実践するの?
これは、よく質問にあがるのですが、カラーセラピー資格取得後、カラーセラピーの練習が必要になります。ここで、私はいつも受講生さんに質問をします。誰にカラーセラピーの練習をしたらよいと思いますか?
するとほとんどの方が「家族・友人・知人」と答えます。その理由は、話やすいから、家に帰ってすぐできるから等、話してくれます。じゃ、1人暮らしで、友人知人にすぐにできない場合は、どうでしょうか?意地悪な質問をしたりします(笑)
ここで、ミニ知識をお伝えします。良かったら、覚えておいてくださいね。
人は2つに分けることができます。1つ目は「自分」2つ目は「他者」です。※自分以外の人やものは全て「他者」
上記のことから、誰に実践したらいいのか?考えてみてください。そうです。一番最初にお試し、実験するのは「自分」なのです。
もしも誰かにカラーセラピストとして、カラーセラピーを提供したい場合は、まずは自分に練習してみる。そして、カラーセラピーと言うものを受けたことがない人は、自分がまず、カラーセラピーを受ける側になってみることも大事となります。
実際にセラピーを受ける側からセラピーを提供する側になったセラピストやカウンセラーの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私もそのうちの1人です。
クライアント体験をしたことのない方は、是非一度、クライアントになることを体験をし、カラーセラピーを受けることで、どんなメリットがあるのか?どんなデメリットがあるのか?を実際に体験することも大事です。そして体験談は、必ず誰かの役に立つ、社会貢献のひとつです。
まずは「自分から」が大事だということをご理解いただけたでしょうか?
カラーセラピーとは
カラーセラピーとは、日本語で色彩療法のことをいいます。
色の生理的、心理的効果を使って心身のバランスを取ることを目的にした療法のことです。
気になる色を直感で選び、その色のメッセージ(意味)をカラーセラピストが伝えることで、クライアントが内面と向き合う手助けをします。
色彩療法には種類がありますが
こちらの用意した色のサンプルから色を選んでいく形が定番です。
カラーセラピストとは
カラーセラピストとは、色を使ってココロの整理整頓のサポートができる人のことを言います。
カラーセラピストは、カラーセラピー中、2つのことをしています。1つ目は色の通訳、2つ目は傾聴です。色の通訳とは、クライアントが選んだ色の意味を通訳することです。
イメージしにくいと思いますので、映画に例えて説明していきますね。みなさんは洋画を見に行かれた時、字幕をご覧になって、言葉の意味を理解しませんか?
カラーセラピーを受けられる方も同様に選ばれた色の意味を勉強されていないので、カラーセラピストがそれぞれの色の通訳をします。そして通訳を基にクライアントの話を傾聴していきます。
カラーセラピストになりたい方はこちら「週末カラーセラピストコース」
効果的にクライアントをサポートする3つのスキル
では今から、クライアントを効果的にサポートするときにカラーセラピストが持っておくといいスキルを3つご紹介します。
もうすでに持っておられる方は、再認識していただけると嬉しいです。きっと、普段当たり前に使っていることだったということがありますよ。
1.コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは「安心安全かつ開放的な場」を提供できることです。これは、コミュニケーションスキル?と思われた方もいるかも知れませんが。コミュニケーションには、言語と、非言語の2つがありまので、場の空気を読む、リラックスできる空間を提供するためには、非言語コミュニケーションはとても大事なスキルとなります。
2.カウンセリングスキル
カウンセリングスキルは「クライアントが安心して感情表現できるように」です。カウンセリング中の主人公はクライアントです。ここは、変わることがありませんが、クライアントの話を聴くことで、セラピスト自身が過去の自分を思い出し、自分のことを話したくなる時はありませんか?その瞬間、主人公がセラピストに変わろうとしているときです。このセラピストの心の在り方は実はクライアントには、伝わっているのです。カウンセリングスキルは人に使うものですが、自分にも使う大事なスキルでもあります。
3.自己認識&セルフケア
セラピスト自身が自己認識力を高め自己ケアやストレス管理の方法を学ぶことが大事になります。自己認識力の高め方は「自己理解」することからはじめていきます。自分を理解するからこそ、自分というものを客観視でき認めることができます。この時点で自分の扱い方も分かるので、どのようにケアしたらいいのか?ストレス管理もできるようになってきます。自己認識のカギは、自分と自分が対になり、コミュニケーションを取ることです。
1〜3まではセラピスト自身が身につけることで、クライアントのサポートを今よりもよい環境や状況を提供できるようになります。
いかがでしたか?簡単ではありますが、カラーセラピストが効果的にクライアントをサポートする3つのスキルについて説明させていだきました。
ココロを育てる保健室では、カラーセラピストサポートとして、3つのコミュニティを用意しています。