カラーセラピストがセラピー中にしていること
ここ最近、人気がある「カラーセラピー」またカラーセラピーをクライアントに提供する「カラーセラピスト」についてお問合せいただくことが、ありがたいことに増えてきました。 よくあるご質問はこちら
私が、カラーセラピーを知ったのは、2009年、そしてカラーセラピストになったのが、2010年でした。時代が変化していく中、少しずつ認知度があがってきましたが、まだまだ、「カラーセラピー」って何?と思われる方が多いです。
そこで今回は、カラーセラピストがセラピー中に行っていることをご紹介します。ご興味のある方は最後までお付き合いください。
カラーセラピーとは
カラーセラピーとは、日本語で色彩療法のことをいいます。
色の生理的、心理的効果を使って心身のバランスを取ることを目的にした療法のことです。
気になる色を直感で選び、その色のメッセージ(意味)をカラーセラピストが伝えることで、クライアントが内面と向き合う手助けをします。
色彩療法には種類がありますが
こちらの用意した色のサンプルから色を選んでいく形が定番です。
カラーセラピストとは
カラーセラピストとは、色を使ってココロの整理整頓のサポートができる人のことを言います。
カラーセラピストは、カラーセラピー中、2つのことをしています。1つ目は色の通訳、2つ目は傾聴です。色の通訳とは、クライアントが選んだ色の意味を通訳することです。
イメージしにくいと思いますので、映画に例えて説明していきますね。みなさんは洋画を見に行かれた時、字幕をご覧になって、言葉の意味を理解しませんか?
カラーセラピーを受けられる方も同様に選ばれた色の意味を勉強されていないので、カラーセラピストがそれぞれの色の通訳をします。そして通訳を基にクライアントの話を傾聴していきます。
色の通訳
色の通訳者になるためには、色のしくみ、色彩心理等について学ぶ必要があります。
色彩心理は、いろどり、色あいを基にココロを理解していくもので、多岐に渡ります。例えば、色の見え方、色の生理的、心理的効果、色の連想、思想等からカラーセラピストは、色の通訳をしているのです。
傾聴
傾聴とは、アクティブリスニングともいい、日本語では、積極的な聴き方という意味です。
ここでは少し「きく」についてお話をします。「きく」は、3つに分かれます。
- 聞く(hear)…意識しなくても自然と自分の耳に聞こえてくるもの
- 訊く(ask)…質問等何かを尋ねる時に使う
- 聴く(listen)…意識して積極的に五感を使って耳を傾けていく
学生時代に英語の授業で、リスニングをしませんでしたか?上記の1番で聞いていると聞き逃したり、2番で質問ばかりしていても話の内容が理解できなかったり、3番でしっかりときいていないと、相手が何を伝えたいのか、話しているのかわからない…と言う経験をしたことありませんか?
このような経験や感覚等を思い出していただければ、傾聴の意味も理解しやすいと思います。
傾聴するときのポイントは、相手の立場になって話をきくことです。例えば、相手は今どんな気持ちで話しているのだろう?相手は何を伝えたいのだろう?といった感じです。
カラーセラピーのやり方
では、カラーセラピーをはじめてまいります。
上記のカラーボトルの中から、直感で、なんとなく気になる色、なんとなく目にとまる色を4本選んで頂きます。
1本目はどれですか? 2本目はどれですか? 3本目はどれですか? 最後4本目はどれですか? 選べましたか?
この選ばれた4色の色から、カラーセラピストが色の通訳をします。クライアントは、通訳をきいた中から、感じたこと、話したいと思ったことを自由に話していただき、セラピーは進んでいきます。
あなたの感じたままを言葉にしていきましょう。そこをそっとサポートするのがセラピストです。
そして、あなたの選んだ色には、まだあなたが言葉にしていない想いがたくさん含まれているのです。